高いものが自分に釣り合うと思えない(から買えない)病
最近気づいたんだけど、私は自分にお金をかけることにかなり抵抗がある。
この傾向は、節約しようとすればいくらでも安くできる食事や身につけるものの面で特に顕著である。
1人で外食はほとんどせず、基本的に自炊。
専門店で服を買わず、ユニクロの期間限定価格を狙う。
自分でもケチすぎると思うが、なんでこうなってしまったのかがわからない。
(それでもJGC修行にはポンとお金を使ってしまった不思議…)
金銭的にものすごく困った経験があるわけでもないのに、なんでこんなにお金を使うことが怖いと思うんだろう。
まあお金を使わない(使えない)という性分は、節約が重視されるご時世に特に困るものではない。
でも今後大きな決断を迫られた時に、お金が原因で何かを諦めそうで自分が不安である。
一方で趣味、特に観劇や旅行はなまものだと思ってそれほど気にせずにお金を使ってきた。
でもコロナ禍でなかなかそんな体験ができない。
久しぶりに外出をしてみると、体力はもちろん気力まで落ちているのか、以前ほど楽しめなくて、正直なところ満足感よりも疲労感の方が大きかった。
そんな自分にショックを受けた。
そこまで楽しめないとなると、今までのようにお金と時間を使うのがもったいなく感じてしまう。
コロナがなかった頃のように自由に外出できるようになるまでには、まだしばらくかかりそうではある。
となるとモノにお金をかけるしかない。
前述したように私は自分にお金をかけることを躊躇してしまう人間なので、自分のために買うものの妥当な金額がわからない。
よって、たいてい選べるもので一番安いものを買ってしまう。
みんなどうやって自分に釣り合うものを選んで買っているんだろう。
それが自分に見合うと思ったから?
ほしいと思ったから?
十分なお金が貯まったから?
今だって欲しいものはたくさんあるけれど、「今使ってるものがあるし」「お金ないし」と自分に言い訳ばかりである。
そもそも高いものは早く買えば日割りの値段が安くなるのは明らかである。
自分にお金を使うことに対するためらい、とっととなくしたい。
でもお金、どうやって使えばいいの?
何が私にとって”ちょうどいい”なの?